記憶回路

犬猫飼い、漁港好き、旅好き、東京在住の写真屋MASAYAのブログ

尾道へ(2017年9月Part2・新開地区)

2017年9月、とても良い天気だった尾道旅行の記録、Part1では尾道駅から土堂小学校付近から階段と坂を登り、千光寺方向に抜け猫の細道を下りロープウェイ乗り場付近までの、比較的観光客も多いエリアの写真を投稿しました。 そしてここからは、観光目的の人が…

尾道へ(2017年9月Part1)

尾道を最初に知ったのは映画転校生でした。 最初の上映の1982年に見たわけではなくて少し経ってからとは思いますが、それから20年以上経った2015年6月にやっと最初の訪問、そこからから2018年2月までの間に7回訪れました。 そしてその中でもこの3回目が一番…

2月の旅日記〜下関暴飲暴食編

人生初の下関、とりあえず初日は鉄板な観光をしようと、有名どころを散策し始めました。ちなみに前回の投稿同様写真はiPhoneのみの記録物です、そして内容もド観光な記録記事です、暇つぶしにでもお付き合いください^^ まずは唐戸のカモンワーフにて下関とい…

新地 〜 遊郭の名残り残る町

下関駅から東へ歩き10分ほど、ソープランドなどが数軒並ぶ小さな歓楽街を抜けた先に、かつて遊郭であった新地と言うエリアがある。 日本各所で遊郭跡は訪れてきたが、こちらは朽ちてはいるがかなり建物や空気感が残っている。 唐戸の方に存在したと言う、こ…

止まりかけている刻

集落の掲示板 集落に混在する様々な刻、その全てが停止する日はそう遠くないと感じた、そしてそれを切なく感じてももちろん自分には全ての刻を動かし続けるチカラなど無い。 何かをしたいと思う気持ちだけではそれが現実に出来る力にはなり得ない、まずは日…

雪の菅野湖(山口県)

徳山から山を登るとすぐに積雪が始まった、朝起きてみたら風は強いが快晴だったので、前日に山の方はかなり降っているを忘れていた。 まさかの積雪 とりあえず行けるところまで...と、そしてたどり着いたのが菅野湖だった。 菅野湖 今日が快晴になっているか…

跡 島の海沿いの斜面を切り拓き、人はここに移り住んだ、そしてここで子を成し育て命を終える、そうして繋いできた命の跡が。 そう語ると寂しく聞こえるが、きっとここから巣立ち新しい土地で今の世代は生きているはず、この土地があったからこそ、その方は…

返る命 

※人によっては不快に感じたり、辛く感じる内容が含まれています、ご了承の上でご覧ください。 (文章のみで写真はありません) ::::::::::::::::::::::: 以下本文 ::::::::::::::::::::::: 雪も降り荒れ模様だった翌日、泊まっていた小さな港町の小さな民宿…

鯛出汁の鍋焼きうどん

呉市の安芸灘大橋から始まる「とびしま海道」、下蒲刈島、上蒲刈島、豊島とわたってたどり着くのが大崎下島、そこに昔ながらの町並みを残した「御手洗地区」があります。 そしてそんな置屋跡や様々な歴史のある建物が立ち並ぶ路地の中に、鯛出汁の鍋焼きうど…

消えて2ヶ月が過ぎた築地

2018年10月6日にその役目を終えて閉鎖された築地市場に再び訪れてみた。 かなり以前に同じく役目を終え、今はもう跳ね上げ機構を動かすことができない勝鬨橋(再起動には補修等々で億単位の金が必要だそうです)の上から築地港を眺めると、まだ姿は生きてい…

守る仕事

旅では特に、昔から続く地元のお店にお邪魔する様にしています。 それは地元の空気を感じられるということと別に、そういう店にはなんかしらの背骨の様なものが一本しっかり通っているからこそその地に根付いたのではと思い、それを感じたいからなのです。 …

懐かしきアーケードの懐かしきお食事処

徳山駅から歩いて5分、目抜きから1本入ると戦後には闇市があったと言われているアーケードがあります。 こういうところはどこの街でもそうそう違いがあるものではなく、「昔は闇市だった...」というお話を伺うと、「ああ、やっぱり」と既視感のある様子なの…

月に一度、旅人になるという事

有り難い事にお仕事は忙しくさせて頂いています、シンプルに撮影業務を行いそれに付帯するデスクワークなどなど、丸一日が何もない休みと言うのはなかなか取れない状況です。 しかしだからこそ、月に一度の一泊二日の旅は欠かさずに出ると決めています。 リ…

カレーと牛丼の出会いの思い出

20代半ばの頃、少しだけ住んだ練馬で良く行っていた個人経営の蕎麦と牛丼のお店でカレーと牛丼のセットを覚えた。 見た目は写真の様に別盛りではなく、皿に盛ったご飯に半分づつ合い盛りしてあり、その店では「合い掛け」と呼んでいた気がする。 まだ当時は…

みんなのもの

道路も建物もインフラも、それはヒトの作ったヒトの持ち物かもしれない。 けれど、その礎となる土も空も海も風も光も、ヒトだけの物なんかじゃない。 だからこの地上をヒトの場所と決めつけて、この子たちの命の意味を決めてはいけないのです。 この子たちの…

ボクはこの海の向こうが見たいんだ!

島からの小さな密航者は最終のフェリーに乗り込み、未だ見ぬ本土を目指そうとした…のかな? ※もちろん船員さんに、こらこらダメよーと追い出されていたのでご安心を(笑)

猫達に見えない人間になりたい

一時期お休みしていた旅先で出会う猫たちの撮影を再開しはじめました、そうすると昔も今も思うのは「猫達に見えない人間」になりたいと言う事。 出来る限り「町で生きてるままの様子」を撮りたいのでなるべく気配を消すのですが、所詮こっちは人間なのであっ…

過去と現在

静かな海に佇む過去の記憶。 すでにその場所の命は消えている。 それでも記憶は残り続ける。 (山口県、大津島、回天訓練基地跡にて)

悩ましき肉じゃが

以前は都市伝説かの様に男のハートは肉じゃがで仕留めろ的な事が囁かれていたが、あれは一体どこに言ったんだろう。 あれはCMによって作り出された幻想なのかな、あれで随分と男は肉じゃがが大好きだと勘違いされたはずだ。 思うに、肉じゃがとは家庭料理の…

そういえば昨日16万キロ超えたんだ

2010年5月にホンダインサイトが納車されて8年半、年間2万キロを割ってる事を考えると以前に比べると乗らなくなったなぁと言う印象。 高価なハイブリッドバッテリーも購入時の心配をよそに無交換でここまて頑張ってくれてる。去年くらいからかな?減りの速さ…

最後に踏んだ地面

現代で考える自殺というものとはまた違う意味で「死」へ自ら向かわねばいけない状況と言うのは、筆舌に尽くしがたいものがある。 だからもちろんボクにはわからない。 ただわかるのは、必死の兵器である回天に乗り込み、帰還は無いと言う出撃において、その…

いつか還る

斜面を利用した集落では見かけることの多い景色。 お年を召された住人の方がお子さんの住まわれる都会に出たり、集落の下の方に越したりすることで、きつく急な坂を登った場所にある家は放置されてこうして崩れて行くそうです。そんな中で水回りはやはり耐久…

大津島/回天訓練基地/九三式酸素魚雷発射口

人間魚雷と呼ばれた回天の歴史を肌で感じたい。 そう思って、当時の訓練基地といくつかの遺構の残る、山口県の徳山の沖にある大津島(おおづしま)へと行って来た。 羽田から岩国空港行の始発便にのり、タクシー、電車、船と乗り継ぎ昼前には到着、そこは基…

都会のねこ

消えゆく都会の隙間、消えゆく隙間の住人たち。 その環境からその種の動物が消えるという事は、かろうじて均衡を保っていたバランスが崩れるということ。 その選択は本当に正しいの? ボクにはわからないよ。

肉食な日々

先週、新幹線に乗る前に丸の内のグランスタで購入した駅弁「ブラックアンガスビーフ重」が1000円ちょっととは思えないほど美味しくボリュームもあってお得な感じだったので、昨夜は同じ店で「イベリコ豚飯&山形育ちハンバーグ」を帰りに買って夕食で食べてみ…

2013年6月のこと

先日、googleのSNSであるgoogle+の一般向けサービスの終了(来年8月)が発表されましたが、この写真はそのgoogle+での2周年を記念したイベントでの1枚。 本来は使用不可な三脚が特別に許可されて使用され、ここで撮影された画像が当時の六本木ヒルズでの販促…

厳島神社

広島の廿日市にある宮島の厳島神社を総本社とし、日本全国に約五百あるその分社の一つである周防大島の厳島神社です。 総本社とは違いこじんまりとしていて静かな社ですが、優しい力強さがどこかに感じられる素敵な神社でした。 日本全国にある厳島神社巡り…

楽園

楽園は何処に有るのだろう、そもそも自分にとっての楽園とは何なんだろう? とりあえずまだ開いていない様だ、夜に出直しだ。 2016年撮影

袖すり合うも...

なあなあ、ばあちゃん、なんかおくれや。 ちぇっ、何ももらえんかった! 2016年撮影 FujiFilm X30

矜持

この街で生き抜いて来たという矜持。 2016年撮影 Fujifilm X30